七瑛路家の特徴である、赤茶色で毛先のみ紅色の長髪を2箇所でまとめ、片方は三つ編みにしている。椿樹と違い髪質は真っ直ぐ。

琥珀色のつり目で眉は短め。顔立ちは母親似。

視力が非常に弱いため、魔術で強化を施した眼鏡をかけている。

外では着流しの上にデニムジャケットを着ている。かなり痩せているため服は基本的にオーバーサイズ気味。

アクセサリーを着けるのが好きなため結構色々着けている。

極めて冷静かつ冷徹。あまり抑揚のない話し方をする。

七瑛路家の研究を継ぐ立場だったが、生まれた時から病弱でまともに動くことも出来ない有様であったため、当主から嫌われネグレクトに近い扱いを受けてきた。

身の回りの世話は使用人・花菱蛍が全て行っていた。20歳になる頃にはある程度身体も強くなり、少しなら外出も出来るくらいにはなっていた。

しかし使える魔術が七瑛路家のものとは全く違う得体の知れないものだった為、当主は彼を完全に見限り、西園寺を養子として迎えることを決意。花菱と共に街の外へと追放された。

六属性複合という極めて珍しい魔術使い。椿樹同様、代々影属性の魔術を扱う七瑛路家の手には負えない存在である。